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600光年の遥か彼方で新たに生まれた星


太陽の光が地球に到達するには、およそ8分19秒。つい忘れてしまいますが、私たちがいつも見ている星の光は、その星が昔放った光なんですよね。

光が1年で到達する距離を表したのが「光年」という単位。
気の遠くなるような話ですが、今回は地球から600光年も先で生まれた星々の写真と、その光景を映した動画「Star Birthing Dark Cloud Gives Way To Bright Cluster」をご紹介します。

南米チリのラ・シヤ天文台にある「MPG/ESO 2.2メートル望遠鏡」が捕らえたのは、サソリ座に位置する暗黒星雲Lupus 3と、眩しい星団の姿。中央に黒くたなびいているのが暗黒星雲Lupus 3、その向こうでひときわ眩しく輝いているのが新しく生まれた星たちの星団です。

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一見無関係に見えるこの二つには、実は密接な関係が。生まれたばかりの星たちの周りに溜まったガスが光を遮っているとき、暗黒星雲が重力と熱で星たちの成長を助けるのだそう。やがて星が成長して温度が上昇すると、恒星風がガスを吹き払って明るく輝きだします。この写真は、まさにそんな瞬間を捕らえているのです。

同天文台によれば、この写真はいままでで最も鮮明な撮影に成功したもので、生まれたばかりの若い星たちの姿を示す完璧な例なのだそう。われらが太陽も46億年以上前に似たような経緯で生まれたと考えており、今後の研究に役立つことが期待されています。

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ちなみにこの星団のうち、最も眩しく輝く2つの星は小さな望遠鏡でも観測できるそうですよ。日本では冬はサソリ座の方向の星は見えませんが、春先から夏に観られるそうなので、ぜひ夜空に目を向けてみてはいかがでしょうか。



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