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月のウサギ


月の表側にあり、「餅をつくウサギ」の姿に例えられてきた地形とほぼ重なる巨大な盆地は小惑星の衝突でできたことを、産業技術総合研究所などの研究チームが月探査機「かぐや」の観測データで突き止めた。

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地球に面している月の表側は裏側と比べて地殻が薄く、暗く見える「海」と呼ばれる低地が多い。原始の月の表側に小惑星が衝突して地殻が吹き飛び、巨大な盆地ができ、地下から噴出した溶岩がたまって海ができたためとの仮説が提唱されてきたが、地質学的な証拠は見つかっていなかった。

研究チームは、かぐやで測定した光の反射スペクトルから、月面の約7千万カ所で鉱物の種類を調査。表側にある直径3千キロの「プロセラルム盆地」の縁に沿って、天体衝突時に溶けた物質に含まれる鉱物が分布していることを発見した。

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月は原始地球に天体が衝突した際の破片が集まり生まれたとの説が有力で、月の誕生過程は地球の形成史を知る手掛かりにもなる。

産総研の中村良介研究グループ長は「約45億~40億年前、直径300キロ程度の小惑星が月に衝突したのではないか。今後、衝突がどのように起きたのかを解明したい」と話している。

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