
ホントはもっと速いんです。
セミトラックと一緒に発表され、火星の周回軌道に向けて宇宙へ飛び立った、Teslaの新型ロードスター。CEOのイーロン・マスクは、このクルマは時速60マイル(約96km/h)に達するまで、たった1.9秒しかかからないと発表しました。
時速100マイル(約160km/h)に達するにも、4.2秒しかかからないという爆速っぷり。0から400mまでを疾走するゼロヨンなら8.8秒で、航続距離は620マイル(約998km)、最高速度は時速250マイル(約402km/h)と新幹線を軽くブっちぎるスーパー・スポーツカーなのです。
耳を疑うようなスペックですが、テストドライバーのエミール・ボーレット氏に話を聞くと、公開されていたパフォーマンス数値は“控え目”なものだとまで言うのです。
イーロンが話した数値が懐疑的に思われているのは知っていますよ。
でもそれらが正確な数値だということは問題なく言えますね。それらは理論上の計算ではなく、実際に出したものなのです。たぶん私が言うべきじゃないんですけども、実はそれでも控え目に言っている数値なんですよ。コイツは武器も同然ですよ。
人々はそれを信じてくれないのはわかっています。皆は「そうだね、そんな凄いのが出る頃には、俺はもう寿命を迎えちゃってるよ」なんて言いますけど、ぜひとも信じていて欲しいものです。
電気自動車でスポーツカーってだけでもまだまだ真新しいというのに、爆速ガソリン車を遥かに凌ぐスペックだなんて、しかも公開された数値が遠慮がちなものだなんて、ホントに誰が信じようものでしょうか?
もうしばらくしたら、また新たな情報が出るでしょう。実際に自分で運転するまで待つのも良いかもしれませんね。どこで400km/hを出すのかは別として。
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