
目からウロコのように、タイヤからタイヤが出てきます
凍てつく寒い冬、道が凍ってしまうと慎重に歩いても滑って転んでしまいますし、ましてや自転車に乗るだなんて無謀なことは誰もしないでしょう。せめてスパイクタイヤでもあればまだイケるかもですが……わざわざ買って保管しておくのも面倒ですよね。
そこでノルウェーから、そんな悩みを解消する画期的なタイヤが登場します。
それは、上着のようにジッパーでスパイクタイヤを着るタイヤ「reTyre」。彼らはこれを世界初のモジュラー式タイヤと謳っており、本体と着るタイヤを自由に組み合わせることができるのです。
たとえば中は普段用のオンロードで、雪が降ったらスパイクを着せ、荒れ地を走るならデコボコのオフロードを着せたりと、好きなコンボでタイヤを着せ替えられる「reTyre」。着替えは「スキン」と呼ばれ、ホントに皮のような感覚で装着するわけです。
ジッパーはタイヤの両サイドにあり、着脱するときは一周グルっとまわせばOK。所要時間は1分もかからず、スキン用の袋も付いてくるので持ち運びに便利です。

スパイクを必要とするのは、さすが北欧ノルウェーの発想でしょうね。発売はもうすぐのようで、公式サイトでメールアドレスを登録しておけば、最新情報がスグ届くようになっています。雪国にお住まいの方はいかがでしょうか?
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