
子供と一緒に動画を見たり、ゲームをしたりとシーンを選びません。
一台あると何かと便利なプロジェクター。なのに従来のものはどれも据え置き型で、とてもじゃないけど持ち運びできないのが当たり前でした。
ですがソニーより、教育やビジネスシーンなど、用途を選ばず大活躍しそうなスマホサイズのプロジェクター「MP-CD1」がリリースされます。

これは3mの距離を105ルーメンの明るさで照らせて、サイズは縦150mm横83mmで、重さはたったの280gという軽量さ。
解像度は854x480ピクセルと、他社の小型プロジェクターとほぼ同程度です。画面の大きさは壁との距離によりますが101cm~305cmまで、オートフォーカスで映します。それに斜めに照射された映像を、自動で真四角に補正する機能があるのは嬉しいところ。
中にはテキサス・インスツルメンツ社製のDLP IntelliBrightテクノロジーが搭載されており、電池の消耗を最小限に留めつつも、明るさを最大限に引き出してくれるのだそうな。
充電はACアダプターではなく、USB Type-Cを使います。一度の充電で2時間持つとのことなので、この小ささなら充分なんじゃないでしょうかね。

他にもイヤホンジャック、三脚用の穴やHDMIとUSBポートもあり、たとえば給電しながらChromecastやFire TV Stickを楽しむなんてことも可能。起動にかかるのは5秒で、HDMIドングルを挿せばスマートフォンやノートブックなどとワイヤレスで通信できます。YouTubeやNetflixなども大画面で見らるワケです。
「MP-CD1」の発売は2018年春、399.99ドル(約4万5000円)を予定しています。これまた一家に一台レベルのガジェットとなりますね。
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