
地味なれど侮れないタイプのやつ。
ブラインドにはいくつかのタイプがありますが、輪になったヒモで開け閉めを操作するやつありますよね、よく会議室とかにあるやつ。もしあれの開け閉めアクションが自動化できたとしたら、わりとテンション上がりませんか?
Kickstarterでキャンペーン中の「Blind Engine」は、既に設置してあるブラインドをIoT化できるツール。電動の自動ブラインドのような面倒な取り付けを必要とせず、シンプルに今あるブラインドをオートマ化できるんです。
設置方法は、「Blind Engine」をヒモの輪っか部分に引っかけて、本体を壁に接着するだけ。内部のモーターが回転するとヒモが巻き取られる、わりと原始的な仕組みです。このデモビデオほど面倒臭がることもそうないと思いますが、立ち上がらずにスマホで開け閉めできるのは間違いなく便利。引っ張り過ぎによるガシャーン事故の心配もありません。
タイマー設定で夜になると勝手に閉まるようにしたり、GPS検知で帰宅すると開けたりというようなIoT的な機能もしっかり搭載。Amazon EchoやGoogle Homeといったスマートスピーカーによるボイスコントロールにも対応しているようですが、これは英語だけのようです。日本語で「ヘイSiri、カーテン開けて」とかできたらなぁ。
対応するカーテンのヒモの種類は限られていますが、ヒモさえ引っかかればロールタイプでもバーティカルタイプでもイケるのはありがたいですね。製品は89ドル(約9,620円)の出資からゲット可能で、自動ブラインドを新設するよりはるかに安価なのもウリのひとつです。
毎朝のベッドに自動でスっと朝日が入るようになれば、日々の暮らしもちょっぴりシネマチックになるかも。
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