
ニューヨークのブルックリンで活動するリチャード・クラークソン・スタジオは、ふわふわと浮上する不思議な雲形LEDライト『Floating Cloud』を製作し、公式サイトで販売しています。価格は4620ドル(約50万円)で限定100台の販売。かなり高額に思えるこのライト、一体どのような仕組みで浮上し、発光しているのでしょう?
磁力の力で浮く雲

『Floating Cloud』が浮上する仕組みには、スタンドと雲の両方に内蔵されたマグネットが用いられていて、雲が浮上する高さは約7cm。これが縦横約29cmのスタンドの上で回転したり、多少ながら上下にプカプカと揺れ動いたりするのです。雲のサイズは幅約30×奥行28×高さ20cmと、なかなかのボリューム。また雲はハンドメイドされるため、大きさは製品ごとに若干異なるそうです。
雲が光ればお部屋の雰囲気が一変!?


雲の中にはRGBのLEDランプが内蔵されており、それぞれが光ってホワイト、あるいはカラフルな光のコンビネーションを生み出します。さらに内部にマイクを内蔵することで部屋の音楽や人の声、大きな音に反応し、雲の内部で雷が発生したようにピカピカッと4パターンで光るんです。周りの音楽にあわせて雲が発光する様子は、ぜひ一度見てみたいものです。

雲の中には6600mAhのリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、LEDライトを発光させます。バッテリーの充電は、雲に埋め込まれたUSBコネクタ経由で。製品にはリモコンも同梱されていて、離れた場所から発光パターンのコントロールが可能です。
『Floating Cloud』は注文から8〜10週間ほどで受注製作されます。製品のアメリカ国内への配送は無料ですが、390ドルの送料を支払えば米国外への配送も可能とのこと。この可愛らしい雲形のLEDライト、ぜひ我が家にもお迎えしてみたいですね。
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