
まさかこのままザブザブと水に入っていくとは思うまい。
ビーチや湖畔などのリゾートで時折その姿を見かける、バギーのような簡易ボディをまとった「ミニ」ベースの軽量車両「モーク」(あるいはミニ・モーク=Mini Moke)。フランスのLazareth Auto-Motoは、そんなモークの派生車両として、なんと水陸両用車『Amphibious』を発表しました。

一見すると路上を走行する普通のモークとなんら変わりのない『Amphibious』。しかし、車体後部には水上走行用のプロペラが搭載され、エンジンからの動力でこのプロペラを回転させて約13km/hでの水上走行ができるのです。陸上モードから水上モードへの切り替えも、車内のノブを捻れば数秒間で完了。水上と陸上をシームレスに移動できる乗り物として生まれ変わります。

『Amphibious』はユーロ4排ガス規制に対応した400ccエンジンを搭載。路上では最高90km/hで走行できるそうです。またアルミ素材で作られた本体ボディが軽量であること、くわえて4輪駆動が可能なことから、荒れ地でもそれなりに良好なパフォーマンスを見せてくれそうな予感がします。

車体サイズは全長2300×車幅1500mm、ホイールベースは1600mm。車体重量は440kg。つまりサイズ的には、日本の軽自動車規格よりもさらにもう一回りコンパクトということになりますね。
公式ページの案内によれば、『Amphibious』はすでに受注を開始しているのだそう。価格情報などは公開されていませんが、日本でもビーチリゾートなどでこの水陸両用モークが導入されたら面白そうですね!
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