
「Lash Clock」は、一見、現代アートのインスタレーションのような壁掛け時計。
文字盤に配されているのは、まつげのようにフサフサした繊維の束のみという、不思議なデザインが目を引きます。
時刻の表示方法はいたってシンプル。
刻々と時間が経過するのに伴い、繊維がふわりと立ち上がって分け目ができ、本来文字盤にあるはずの見えない数字を指すという仕組みです。

慣れるまでは別の時計で時刻を確かめる必要がありそうですが、既成概念にとらわれない斬新な発想に驚かされます。
あわただしく時間に追われがちな毎日に、ふと我に返る瞬間をもたらしてくれそうですよね。
Lash Clockを手掛けたパリ生まれのアーティスト、Bina Baitelさんの公式サイトによると、メディテーションをもたらす役割と時計の役割の中間を狙ったものなのだとか。

ゴールドの繊維をあしらったバージョンは、黒バージョンよりやさしい印象。
思わず時を忘れて見つめていたくなるLash Clockの動画もあわせてチェックしてみて♪
- 関連記事
-
- 自由自在に組み立て可能♪イスにもベッドにもなるパズルみたいな家具 (2017/03/10)
- フサフサの毛が時を示すアートクロック (2017/02/26)
- Floating Light (2017/01/30)