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太陽と地球と月が並ぶ時、地球の酸素は月まで届く


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つの天体が並びし時、それは宇宙へと降り注ぐ。

さて、これはファンタジーの話でしょうか? いいえ、リアルです。研究により地球の酸素が月の周囲にまで到達していたことが判明したのです。

NHKニュースによりますと、大阪大学大学院理学研究科の寺田健太郎教授などのグループは、10年前に打ち上げられた日本の月探査衛星「かぐや」の観測データを元に、月の周りにあるガスの種類を解析。すると、月の周りには酸素のイオンがわずかに含まれていることが判明しました。

この酸素はもともと月の周辺にごくわずかに存在するものとは特徴が異なり、太陽と地球と月がこの順にほぼ一直線に並んだときにだけ増えることも突き止めたのです。すなわち、地球の酸素は太陽風など太陽エネルギーによって吹き飛ばされ、はるか彼方の月にまで到達していることになります。

NHKのインタビューに対して、寺田教授は「ひとつの予想としては、大昔の地球にあった大気が月に到達し、月面の砂の中に保存されている可能性がある」とも述べています。

1959年9月12日、ソ連のルナ計画による月面到着が達成。1969年7月20日にはアポロ11号計画により、月面に人類が到達しました。しかし、それよりもはるか以前。太古の時代から、地球の物質は月にまで到達していたということになります。

地球と月との距離は38万4400km。

人類が生まれるはるか昔から、宇宙を旅した酸素は月まで届いていた。なんともロマンがある発見です。




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