
「開けゴマ」っと、あら不思議。声をかけると自動で開くカーテン
これで、眠い朝でもすこしは起きやすくなるはず……。
朝起きて、カーテンを開ける。この習慣は何百年間も、ありとあらゆる場所で行われてきたはずです。しかし、今は21世紀。声をかけると自動でカーテンを開くガジェット『Slide』で、快適かつオートマティックな朝を迎えてみませんか?
『Slide』はカーテンそのものではなく、本体を既存のカーテンのレール部分に取り付けて使います。そしてカーテンレール両端とカーテンの両端に金具を取り付け、紐を引っ張る力でカーテンを開くのです。小さなサイズとスッキリした見た目がいいですね!

さて、本体に12WのACアダプターを接続し設置が終わったら、次は『Slide』とスマートフォンをWi-Fi経由で接続するためのアプリをインストールしましょう。アプリはiOS向けとAndroid向けの両方がリリース予定となっています。

アプリでは画面のスライダーをすっとずらせばカーテンが開く……と、直感的な操作が可能です。また、カーテンは両方だけでなく片側だけ開くことも可能。もちろん自分の手でカーテンを開け閉めしても、『Slide』に悪影響はないのでご安心を。

そして、指定した時刻でのカーテンの開閉も可能。これで、朝は自動で太陽の光を浴びながら起きられるわけです。特に寒さの深まるこの季節、太陽の光の力を借りてスッキリと起きたいものですよね。

またここからが面白いのですが、『Slide』はさまざまなWebサービスを中継する「IFTTT」を利用するにより、スマートホームデバイスと連携させることができるんです。これにより、例えば『Amazon Echo』のようなスマートホームデバイスから「声」でカーテンの開閉が可能に! まるで「開けゴマ」といったら開く岩戸みたいですね。この『Amazon Echo』、残念なことに日本ではまだ未発売。はやく自宅でも先進のAIアシスタントを利用してみたいんですけど……。

『Slide』は現在クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」にて、69ユーロ(約8400円)にて1台予約が可能です。製品の出荷時期は2017年の6月を予定。
朝のベッドからなかなか抜け出せない時間を節約できるなら、69ユーロの投資は安い気がしますね!
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