
「OLYMPUS PEN」シリーズの最新モデル
オリンパスの一眼カメラ「OLYMPUS PEN」シリーズ最新モデルとなる『OLYMPUS PEN E-PL8』が国内で正式発表されました。先日ドイツで開催された「フォトキナ2016」にて発表済みとなる製品です。発売は11月下旬。



『OLYMPUS PEN LiteE-PL7』が発売されたのが2014年9月なので、約2年ぶりの新モデル。女性を意識したデザインを採用したモデルだそうで、本体色はホワイト、ブラウン、ブラック3色。そうは言ってもブラックなら男性が使っていてもよさそうですね。
タッチディスプレイによる操作や、セルフィー(自分撮り)といった特徴は従来機から継承しています。
一番のポイントとなるのは、やはりデザイン。ボディー前面にあしらわれた革調素材の表面加工も色ごとにパターンが異なるほか、同梱のストラップや三角環カバーのカラーもボディーに合わせて変更されます。
よく見ると、前面にある「OLYMPUS PEN」ロゴの箔押しもブラックだけシルバーになっているなど、こだわり抜かれていますね。
加えて、『OLYMPUS PEN Lite E-PL7』用の純正オプションとして発売されている本革ボディジャケット『CS-45B』と本革レンズジャケット『LC-60.5GL』がそのまま使えるそうなので、本体色に合わせたコーディネートもできちゃいます。
本革ボディジャケットと本革レンズジャケットは現在ライトブラウン、ブラウン、ブラックの3色展開ですが、11月下旬にはホワイトが追加されるそうなので、安心してホワイトの『OLYMPUS PEN E-PL8』を選べますね。




スペックは『OLYMPUS PEN Lite E-PL7』を継承
『OLYMPUS PEN Lite E-PL7』で好評だったモニタ機構はそのまま継承。下方向に180度開くことでセルフィーモードとなり、モニタに映る画像が自動でミラー表示に切り替わります。また、モニターにはシャッターボタンなどが表示されるので、タッチ操作で自分撮りを簡単にできるのが便利。さらに、動画用のセルフィーモードも新たに搭載されています。

そのほかスペックも基本的に『OLYMPUS PEN Lite E-PL7』を継承しています。
有効1605万画素の4/3型Live MOSセンサーに、画像処理エンジン「TruePic VII」の組み合わせ。ISO感度は200~25600。シャッター速度は最大1/4000秒となっていて、約7.4コマ/秒の連写性能です(手ぶれ補正オフ時は約8.5コマ/秒)。Wi-Fi機能の搭載を備えており、スマホと接続してのリモート撮影も従来通り行えます。
実物を見た印象としては、『OLYMPUS PEN LiteE-PL7』より質感が高められているなーという感じ。本革ボディジャケットと組み合わせて、持ち歩きたくなりました!
なお、予想実売価格はボディ単体が8万円前後。『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ』が付属する14-42mm EZレンズキットが9万5000円前後、『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ』『M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R』が付属するダブルズームキットが11万円前後となっています。

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