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Eagle-360


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Goodyear Tire and Rubber Companyは、今月開催された第86回ジュネーブモーターショーで、従来のタイヤの概念をくつがえす球体型タイヤのコンセプトモデル「Eagle-360」を発表しました。

とにかくカッコいいコンセプトモデルのヴィジョンが描かれた動画は、コネクティビティから磁気浮上、バイオミミクリー(生物模倣技術)まで、最先端技術の粋を尽くした機能が連続し、映画「アイ,ロボット」の近未来コンセプト・カー「RSQスポーツクーペ」を連想させます。



従来のタイヤは、中心軸を回転させて車を前後の方向に動かす原理に基づき、ステアリング操作によって方向を転換していますが、Eagle-360は完全な球体。前後の方向にとどまらず、左右斜め、どの方向にも進むことができます。

 球体型であるため、中心軸の回転でタイヤ全体を回すのではなく、磁気浮上の原理を用いて、球体タイヤと車体の間を浮かせながらタイヤに回転エネルギーを与え、車を走行させます。

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タイヤにはセンサーが埋め込まれ、道路のコンディションや気象状況を車の制御システムや付近の車両に通信するコネクティビティ機能が安全性を高めます。形状のみならず、まさに「脳」そのもの、考えるタイヤ。

 自然にインスパイアされたデザインは、ノウサンゴのパターンを3Dプリントしたもの。天然のスポンジのように、乾燥した状況では硬く、濡れたら柔らかくなるよう設計され、優れた走行性能を保証しハイドロプレーニング現象を防ぐバイオミミクリー技術です。

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全方向球体型タイヤで機動性もアップ。車はすべての方向に移動することができ、タイトな駐車場や狭い道でもスムースな走行・駐車が可能。

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現時点では「コンセプトタイヤ」として実用化は未知数な「Eagle-360」、実現すれば、人類最古の発明の1つとされる「車輪」の原理を継承するタイヤの概念を覆すことになります。人類5000年ぶりの革命は近いでしょうか。



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