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2億5000万光年先に数百もの銀河を発見


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地球から2億5000万光年離れた先に数百もの銀河が隠れていたことを天文学者たちが発見しました。

とても遠くにあるように思えますし、実際近いとは言い難いですが、私たちの銀河系、天の川銀河の中にいるご近所さんです。でもなんでそんな数百ものご近所さんを今まで見つけられなかったのでしょうか? それは私たちのいる天の川銀河のせいでした。

国際電波天文学研究センターが「Astronomical Journal」で発表した調査結果によれば、合わせて883の銀河が新たに発見されたということ、そして存在するはずの古い銀河がどこに隠れているか推測できるようになったそう。トップ画像がアーティストによって再現された隠れていた銀河です。

科学者たちはそこに何かがあることはわかっていたのですが、それが何であるのかはこれまでわかりませんでした。発見された中でも明るい銀河の塊はすでに可視状態でしたが、より大きな手掛かりとなったのは奇妙な重力が天の川を引っ張っていたことにありました。

天文学者たちは1970年代からこの不思議な引きを「グレート・アトラクター」(Great Attractor)と呼んでいたんです。そんな昔から知られていたのに今まで隠れられていたのはなぜなのでしょう?

これはNASAが昨年まとめた天の川銀河の図、私たちは自らの銀河系のせいで800以上の銀河をこれまで見つけられないでいたのです。

天の川銀河は塵と星々、光とガスと空間でできており、そのすべてが螺旋の中へと渦巻いたものです。基本的には私たちは自分たちのいる側のものは見れるものの、銀河系の向こう側のものは見ることができません。そして、私たちに向かって数々の銀河から放たれる光は、私たちの周囲のより明るい光のなかで失われているのです。つまり、こういうことです



そんななかで銀河系の向こう側を見るために研究者たちが使ったのは電波望遠鏡、そして今回の調査のために開発されたレシーバーでした。この調査は「Zone of Avoidance」と呼ばれ、その結果見つかったのがこちら:



ここに記された883の銀河のうち、3分の1はこれまで存在も知られていなかったものでした。まだ私たちの近くにもこんなに多くの銀河が隠れていたとは、まさに宇宙はまだまだ多くの発見が待ち受ける「最後のフロンティア」ですね。

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