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重力波の直接観測


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アインシュタインが予言し、でも絶対直接見えないはずと言っていた、そんなものが見えちゃった。

アルベルト・アインシュタインが一般相対性理論の中でその存在を予言した重力波。彼自身、それを直接観測することは無理だろうと言っていたのですが、LIGO(Laser Interferometer Gravitational Wave Observatory)がなんとそれに成功しました。

LIGOが2月11日(現地時間)記者会見を行ない、重力波の直接観測成功を正式発表しました。彼らはこの数カ月、昼夜を問わず重力波の存在を示すシグナルの検証を行なってきました。以前、意図的にフェイクのシグナルが仕込まれていたこともあったので、噂はちょろちょろ出回っていたものの、LIGOは発表までに念には念を入れた確認をしてきたものと思われます。

LIGOによると、重力波が観測されたのは現地時間2015年9月14日午前5時51分、米国ルイジアナ州リビングストンとワシントン州ハンフォードにある2台の検出器両方でした。重力波の元となったのは13億年前に起きた超巨大なブラックホールの衝突だそうです。それが起きた時点では、太陽の3倍の質量が一瞬でエネルギーに変換されたと言います。壮大です!


この発見は、物理学で権威あるPhysical Review Lettersへの掲載を承認されました。

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LIGOは2002年から重力波観測に挑んでいましたが、最初の8年間はほとんど成果がありませんでした。そこで彼らは2010年から2015年にかけてアップデートを行ない、去年の秋に検出感度を高めたAdvanced LIGOをデビューさせていました。今回の重力波観測は9月14日ということなので、Advanced版を立ち上げるやいなやすぐに見つけたという感じですね。そしてその後の約5カ月間、彼らは検証に検証を重ねてきたことになります。

今回発見された重力波の元となったブラックホールの衝突は、それぞれ太陽の29倍と36倍の質量を持つブラックホールによるものでした。LIGOではそのときのエネルギー出力は、目に見える宇宙全体の50倍もあったと推定しています。

「今回観測されたことについては、100年前のアインシュタインの一般相対性理論の中で美しく説明されています。これはまた、強重力に関する同理論の最初のテストとなっています」とLIGOでの重力波検出を1980年代に初めて提案したRainer Weiss氏は言います。「今この発見をアインシュタインに報告できたら、どんな顔をするか見てみたいですね」



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