
世界から日本だけ取り残されていくんじゃ……?
いまやすっかり各社から発売される新モデルにもスマートフォンが定着し、ガラケーと呼ばれる昔ながらのフィーチャーフォンを使い続けるほうが、一般ユーザーにとっては難しくなりつつあります。
それでも、まだまだ会社でのスマホ利用は進まない日本独特の企業文化が存在しているみたいです。
例えば、MM総研が昨年末に日本国内で実施した、従業員数100人以上の企業500社を対象とする調査によれば、従業員や役員などに法人名義の携帯電話・PHS・スマートフォンのいずれかを配布している企業は7割を超えているのですが、スマートフォンを導入しているとの回答企業は全体の22.4%のみ。
一方、まだ社内で会社としてはスマートフォンを導入していないものの、これから検討したいとの回答企業は10.6%にとどまり、2013年に実施された同調査から減少してしまったことまで明らかになっています。
外出先でもスマホでバリバリと仕事する~。そんなビジネスマンのイメージが定着するのは、意外と日本ではまだずっと先だったりするのかもしれません。
今回の調査では、結局のところ、日本企業が導入する携帯電話・PHS・スマートフォンのうち、3年後でも54%はフィーチャーフォンのままという見通しが示されており、スマホへの移行は非常に緩やかで、依然として日本のビジネスシーンではガラケーの果たす役割が大きいと判明しています。
これからもガラパゴスな端末ほど、日本の会社向けには爆発的にヒットする要素があったりもするのか。
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